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シーン別の活用2026年09年18日 更新

店舗・ドラッグストアの健康測定イベント|来店促進に使うときの設計

この記事の結論

店舗での健康測定は集客に効きます。ただし測定結果を商品の説明と結びつけた瞬間、それは測定ではなく販売の道具になります。ここを越えると法的にも信用の面でも問題になります。測定は測定として完結させ、「相談したくなる状態をつくる」ところまでで止めるのが正しい設計です。

1回転の速さ=集客力列が伸びると通りがかりの人は去ります
2越えてはいけない線測定結果を商品の効果の根拠にはできません
32人・1台が最も効率的台数より、声をかける人を置く

なぜ店舗で効くのか

ドラッグストア、調剤薬局、健康食品店、スーパーの健康フェア。共通する強みは「今その場にいる人に、無料で、短時間で体験してもらえる」ことです。

いちばん価値があるのは3つめです。1回きりの集客より、「測りに来る」という来店理由をつくるほうが長く効きます。

集客に効く測定項目

測定項目集客力1人あたり1時間/1台備考
野菜摂取度高い約1分約50〜60人結果が一言でわかる。回転も最速
血管年齢高い約1.5分約40人実年齢と比べられる。iheart は19万円
骨健康度高い約1〜2分約30〜60人女性層に強い。CM-200 は約10秒
体組成中約2〜3分約20〜30人靴を脱ぐ必要がある店舗も
肌測定中約3〜5分約12〜20人化粧品売場向き。回転は遅い
血圧低い――珍しくない。ただし常設には向く

店舗では「回転の速さ」が集客力とほぼ同義です。列が長くなると、通りがかりの人は並ばずに去ります。野菜摂取度(約15秒)や骨密度(約10秒)のような速い機種が向くのはこのためです。

越えてはいけない線

店舗ではここが最も重要です。測定結果を、商品の効果の根拠として使うことはできません。

言える言えない
今回はこういう結果が出ていますこの数値だからこのサプリが必要です
野菜の摂取が足りていない傾向ですこの商品を飲めば数値が上がります
気になるようでしたら薬剤師にご相談くださいこの結果は病気のサインです
1か月後にまた測ってみませんかこの商品を1か月使えば改善します

この線は、薬機法(医薬品医療機器等法)と景品表示法の両方に関わります。「測定して → 数値が低いと伝えて → 商品を勧める」という流れは、測定を販売の根拠に使っていることになります。

では、どう売場につなげるのか

結びつけないまま来店につなげる方法はあります。

  1. 測定と売場を空間として分ける/測定ブースで商品説明をしない。結果を渡して終わる
  2. 相談カウンターに送る/「気になることがあれば薬剤師・管理栄養士がいます」まで。商品名は出さない
  3. 売場にいる人が待っている状態をつくる/お客さまのほうから聞きに来れば、それは相談であって押し売りではない
  4. 次に測る日を案内する/再来店が最大の成果。1か月後を伝える

3が要点です。数値を見て気になった人は、自分から相談に来ます。測定ブースで売らないほうが、結果として売場は動きます。

測定機器は疾患の診断を目的としたものではありません。結果から健康状態や病気の有無を判断することはできず、医薬品・健康食品の効果を示すものでもありません。表現の線引きについては肌・美容測定でわかることや言えること・言えないこともあわせてご覧ください。

当日の設計

ブースの場所

必要な人員

店舗では専任を割けないことが多いので、回転の速い機種を1台に絞るのが現実的です。

体制できること
1人・1台約15秒の機種なら1時間に40〜50人。声かけまでは手が回らない
2人・1台1人が測定、1人が声かけと結果の案内。もっとも効率がよい
2人・2台列は捌けるが、結果を渡す人がいなくなる

おすすめは「2人・1台」です。台数を増やすより、声をかける人を置くほうが人数は伸びます。

持ち物

費用

店舗のイベントは年に数回であることが多いので、レンタルが基本になります。

機種レンタル 1日/3日/7日重量
血管年齢 iheart25,000/30,000/40,000円コンパクト
野菜摂取度 ベジミル45,000/50,000/60,000円6.5kg
骨健康度 骨ウエーブ45,000/50,000/60,000円約8.7kg
体組成 InBody 270S50,000/60,000/80,000円―
野菜摂取度 ベジメータ60,000/70,000/100,000円430g
骨密度 CM-20060,000/70,000/100,000円約11kg

複数店舗を回るなら重量が効きます。ベジメータの430gと CM-200 の約11kgでは、1日に回れる店舗数が変わります。年に5回以上使うなら購入かリースのほうが安くなります(価格・レンタル・リース)。

常設という選択肢

イベントは反応が取れますが、その日限りです。常設できる項目を1つ持っておくと、来店理由が年間を通じて残ります。

イベントで関心を起こし、常設で受け止める。この組み合わせが、店舗ではもっとも長く効きます。

よくある質問

Q1. 店舗の健康測定イベントで集客できますか?

A. できます。「無料で測れます」は通りがかりの人に届き、足を止める理由になります。とくに回転の速い測定項目(野菜摂取度は約15秒、骨密度は約10秒)が向きます。列が長くなると通りがかりの人は去るため、速さが集客力に直結します。

Q2. どの測定項目が向いていますか?

A. 結果が一言でわかり、回転の速いものです。野菜摂取度(「野菜が足りていません」)と血管年齢(実年齢と比べられる)が強く、骨健康度は女性層に効きます。血圧は珍しくないため集客の目玉にはなりませんが、常設には向きます。

Q3. 測定結果をもとに商品を勧めてもよいですか?

A. できません。測定結果を商品の効果の根拠にすることになり、薬機法・景品表示法の両面で問題になります。測定は測定として完結させ、気になる方には薬剤師や管理栄養士への相談をご案内する形にしてください。

Q4. それでは売場につながらないのでは?

A. 数値を見て気になった人は自分から相談に来ます。測定ブースで売らず、相談カウンターに人がいる状態をつくるほうが、結果として売場は動きます。あわせて次に測る日を案内すると、再来店という成果が残ります。

Q5. 何人体制で行えばよいですか?

A. 「2人・1台」がもっとも効率的です。1人が測定、1人が声かけと結果の案内を担当します。台数を増やすより、声をかける人を置くほうが測定人数は伸びます。

Q6. レンタル費用はどのくらいですか?

A. 1日で25,000〜60,000円が中心です。血管年齢の iheart が25,000円、ベジミルと骨ウエーブが45,000円、ベジメータと CM-200 が60,000円です。複数店舗を回る場合は、ベジメータ(430g)のように軽い機種のほうが1日に回れる店舗数が増えます。

Q7. イベントの相談はできますか?

A. できます。店舗の規模、想定する来場者数、実施日数、複数店舗を回るかどうかをお知らせいただければ、機種と台数、当日の体制までご提案します。お問い合わせフォームからご連絡ください。

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