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測定項目からわかること2026年09年18日 更新

体組成測定でわかること|体重計との違いと、法人での使い方

この記事の結論

体重計は「合計の重さ」しか出しません。体組成計はその中身が筋肉なのか脂肪なのか水分なのかを分けて示します。だから「体重が変わっていないのに、中身は変わっている」を見せられる。法人で使う価値は、この一点にあります。

1体重計との決定的な違い同じ60kgでも中身は別物。継続率に直結します
2効くのは部位別のバランス左右差が出ると、自分の話として聞き始めます
3条件をそろえないと比べられない時間帯・食事・服装。1枚にして貼ってください

体重計との違い

同じ体重60kgでも、中身はまったく違います。

AさんBさん
体重60kg60kg
筋肉量多い少ない
体脂肪率低い高い
体重計で見ると同じ
体組成計で見ると別物

健康施策で体重だけを追うと、必ず行き詰まります。運動を始めた人は筋肉が増えて体重が落ちにくく、「頑張っているのに減らない」で脱落します。体組成が見えていれば、「体重は同じですが筋肉量が増えています」と伝えられます。これは継続率に直接効きます。

何がわかるのか

項目わかること現場での使い方
体脂肪率体重に占める脂肪の割合もっとも関心を持たれる。話の入口になる
筋肉量体を動かす組織の量運動施策の成果を示す指標になる
部位別のバランス両腕・両脚・体幹それぞれの筋肉量左右差や脚の落ち込みが見える。話が具体的になる
体水分量体内の水分の量むくみや測定条件を説明するときに使う
基礎代謝量安静時に消費するエネルギーの推定値食事の話につなげやすい
BMI身長と体重から求める指標健診の数値と並べて説明できる

いちばん効くのは「部位別のバランス」です。全身の数値だけだと「まあそんなものか」で終わりますが、「右脚に比べて左脚の筋肉量が少ない」「上半身に対して脚が落ちている」と出ると、本人が自分の体の話として聞き始めます。

何がわからないのか

3つめは現場で起きがちです。社内イベントで測定結果を張り出す、部署対抗にする、といった使い方は避けてください。測るのが嫌になる人が出て、翌年の参加率が落ちます。

測定条件をそろえないと比べられない

体組成は、多くの機種で体に微弱な電流を流して推定します。体内の水分の状態で結果が動きます。

条件決め方
時間帯毎回そろえる。午前と夕方では結果が変わる
食事食後すぐは避ける。2時間程度あける
運動直前の運動や入浴は避ける
服装毎回そろえる。重い上着は脱ぐ
水分大量に飲んだ直後は避ける

これを1枚にして機器の横に貼ってください。条件がそろっていない数値を並べて「増えた」「減った」と言っても意味がなく、かえって不信につながります。

取扱機種と費用

当社で扱っている体組成計(InBody シリーズ)の価格です。2026年9月時点の標準価格で、実際のお見積りは構成や台数によって変わります。

機種標準価格5年リース/月額レンタル 1日/3日/7日
InBody 270S750,000円15,000円50,000/60,000/80,000円
InBody 270(検定付)850,000円17,000円―
InBody 380N1,150,000円23,000円55,000/65,000/85,000円
InBody 3801,450,000円29,000円―
InBody 5701,550,000円31,000円―
InBody 5801,950,000円39,000円―
InBody 7702,250,000円45,000円―
InBody 470販売終了販売終了55,000/65,000/85,000円

健康経営の施策や社内イベントであれば、270S か 380N の価格帯で足ります。上位機は測定項目が細かく臨床寄りの指標まで出ますが、社員に見せる場面では項目が多いほど「で、どうすればいいの?」が増えます。トレーナーの継続指導や研究に使うなら上位機が必要です。

「検定付」は計量法に基づく検定を受けた機種です。取引や証明に用いる場合に必要になります。社内施策やイベントで使う分には、検定なしの機種で問題ありません。

法人での使い方

健康経営の施策として

年1回の健康診断だけでは、社員の変化は追えません。体組成を半年ごとに測ると、施策の前後で数値が並べられます。健康経営のKPIとして「体脂肪率の平均」「筋肉量が増えた人の割合」を置いている企業もあります。

社内イベントとして

1人あたり2〜3分(説明・入れ替わり込み)が目安です。1台で1時間に20〜30人。200人の会社なら1日では終わらないので、部署ごとに時間を割り当てるか、2〜3日に分けてください。

ほかの項目と組み合わせる

体組成は「体のかたち」を示します。そこに野菜摂取度(食べているもの)を足すと、話が食生活につながります。高齢者施設なら立位バランスと組み合わせると、筋肉量とバランス能力の両面から転倒予防の話ができます。

測ったあとをどうするか

結果用紙を渡して終わりにすると、翌年の参加率が落ちます。最低限、次の3つを用意してください。

  1. 読み方の1枚/体脂肪率・筋肉量・部位別バランスをどう見るか
  2. 次に何をするかの選択肢/運動プログラム、社食のメニュー、保健師への相談
  3. 次に測る日/「半年後にまた測ります」と決めておく

3が効きます。次に測る日が決まっていると、結果用紙が捨てられません。

よくある質問

Q1. 体組成測定でわかることは何ですか?

A. 体脂肪率、筋肉量、部位別(両腕・両脚・体幹)の筋肉量のバランス、体水分量、基礎代謝量などです。体重計が「合計の重さ」しか示さないのに対して、体組成計はその中身を分けて示します。

Q2. 体重計と何が違うのですか?

A. 同じ体重60kgでも、筋肉が多い人と脂肪が多い人では体の状態がまったく違います。体重だけを追うと、運動を始めて筋肉が増えた人が「減らない」と感じて脱落します。体組成が見えていれば「筋肉量が増えています」と伝えられます。

Q3. なぜ測定条件をそろえる必要があるのですか?

A. 体内の水分の状態で結果が動くためです。時間帯、食事の前後、運動や入浴の直後、服装をそろえないと、前回と比べても意味のある差になりません。測定条件を1枚にまとめて機器の横に貼ってください。

Q4. 体組成の結果から健康状態を判断できますか?

A. できません。体組成計は疾患の診断を目的とした機器ではなく、数値から病気の有無を判断することはできません。体調に不安がある場合は医療機関にご相談ください。

Q5. 社内イベントで何人くらい測れますか?

A. 1人あたり2〜3分(説明・入れ替わり込み)で、1台1時間あたり20〜30人が目安です。200人規模であれば1日では終わらないため、部署ごとに時間を割り当てるか、複数日に分けてください。

Q6. 体組成計はいくらですか?

A. InBody 270S が750,000円(5年リース月額15,000円)、380N が1,150,000円(同23,000円)、上位の770が2,250,000円です。短期レンタルは1日50,000〜55,000円が目安です。社内施策やイベントであれば270Sか380Nの価格帯で足ります。

Q7. どのモデルが合うか相談できますか?

A. できます。誰に、何人に、どのくらいの頻度で測るかをお知らせいただければ、モデルを絞ってご提案します。レンタルで試してから決めることもできます。お問い合わせフォームからご連絡ください。

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