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測定項目からわかること2026年09年18日 更新

肌・美容測定でわかること|撮って見せる機器の使い方と表現の線引き

この記事の結論

肌測定の価値は、数値ではなく「拡大した自分の肌を、お客さまが自分の目で見る」ことにあります。説明がいりません。ただし何を言ってよいかを決めずに導入すると、薬機法上まずい表現に踏み込むか、スタッフが何も言えなくなるかのどちらかになります。線引きを先に決めてください。

1価値は数値ではなく映像拡大した自分の肌を、自分の目で見ること
2言える言葉を配る禁止事項だけ伝えると、使われなくなります
3APIはレンタル対象外イベント利用ならSM-50のレンタルを

何を測っているのか

肌表面を拡大して撮影し、画像から状態を分析します。機種によって項目は異なりますが、おおむね次のようなものです。

血液検査のように体の中を調べるものではなく、見えているものを拡大して見せているだけです。この理解が、後述する表現の線引きの土台になります。

価値は「一緒に画面を見られること」

数値が出る測定項目(体組成・血管年齢・骨健康度)と決定的に違うのはここです。

数値が出る項目肌・毛細血管(映像)
結果を理解するのに説明が要る説明が要らない
反応「で、どうすれば?」「え、こうなってるんですか」
関係性説明する側/される側一緒に画面を見る
前回との比較数値で並べられる条件がそろわないと比べにくい
1人あたりの時間1〜3分3〜5分

カウンセリングの入口としては、映像のほうが圧倒的に強い。「お肌の状態を見せていただけますか」は断られにくく、画面が出た瞬間にお客さまのほうから話し始めます。

言ってはいけないこと

肌・美容の分野は、薬機法(医薬品医療機器等法)の表現規制がもっとも厳しく効く領域です。肌分析機は医療機器ではありません。だから次の線を越えられません。

言える言えない
今、こう見えています肌が老化していますね
この部分を拡大するとこうですこのままだとシミになります
前回の画像と並べて見られますこの施術で肌が若返りました
見え方は照明や測定条件でも変わりますこの化粧品を使えば改善します
気になるようでしたら皮膚科もあります肌トラブルの原因はこれです

最も踏み込みやすいのが右列の3行目と4行目です。分析結果を商品や施術の効果の根拠にすると、測定を販売の道具に使っていることになります。測定は測定として完結させ、商品の提案は別の話として分けてください。

肌分析機は肌の状態を撮影・分析してカウンセリングに用いるための業務用機器であり、医療機器ではありません。分析結果は医学的な診断ではなく、疾患の診断・治療・予防を目的とするものでもありません。より詳しい線引きは表現の注意(薬機法)にまとめています。

スタッフが何も言えなくなる問題

線引きを伝えると、今度は逆の問題が起きます。「何も言えないなら、使わないほうが安全だ」とスタッフが判断し、機器が棚に戻ります。

これを防ぐ方法は1つです。言える言葉を、具体的に配ること。「言ってはいけないこと」のリストだけを渡しても、現場は動きません。

場面そのまま使える言葉
画面を出したとき「ここが今のキメの状態です。拡大するとこう見えます」
お客さまが不安そうなとき「見え方は照明や測り方でも変わるので、比べるときは同じ条件で撮りますね」
「どうですか?」と聞かれたとき「良し悪しを判定する機器ではないんです。今の状態を一緒に見るためのものです」
次につなげるとき「今日の画像を残しておきます。次回また撮って並べて見ましょう」

この4つを1枚にして機器の横に貼ってください。これがあるかないかで、導入後3か月の使用回数がまったく変わります。

取扱機種と費用

機種標準価格5年リース/月額レンタル 1日/3日/7日
肌カウンセリングスコープ API(3R-API100)199,000円〜別途お見積りレンタル対象外
肌年齢測定器 ウエルビューティー SM-50販売終了販売終了45,000/50,000/60,000円

この2機種は用途がはっきり分かれます。

「イベントで1回だけ肌測定をやりたい」という相談では、API ではなく SM-50 のレンタルをご案内する形になります。

毛細血管の観察との使い分け

同じ「映像を見せる」機器として、毛細血管の観察があります。血流ドクターオートは倍率を下げれば肌や頭皮の表面も観察できるため、どちらを選ぶか迷う場面があります。

やりたいこと向いている機器
肌の状態を複数項目で分析したい肌カウンセリングスコープ API
血流を見せたい血流ドクターオート
肌も頭皮も血流も切り替えたいモード切替のある機種(TOKU Capillaro など)
イベントで1回だけ使いたいレンタル対応機種(SM-50 など)

記録を残すなら決めておくこと

肌の画像は、お客さまの体の一部を撮影して保存することになります。

  1. 何のために撮るか/本人に伝える
  2. どこに保存するか/端末か、顧客管理システムか
  3. いつまで持つか/保存期間を決める
  4. 誰が見られるか/アクセスの範囲
  5. 退会時にどうするか/削除の手順

店舗の個人情報の取り扱いに含めておく形が一般的です。撮影の同意を口頭にするか書面にするかも、導入時に決めておいてください。

よくある質問

Q1. 肌測定でわかることは何ですか?

A. 肌表面を拡大して撮影し、キメ、毛穴、水分・皮脂、色ムラなどの状態を分析します。機種によっては頭皮も観察できます。体の中を調べるものではなく、見えているものを拡大して見せる機器です。

Q2. 肌分析機は医療機器ですか?

A. 医療機器ではありません。肌の状態を撮影・分析してカウンセリングに用いるための業務用機器で、疾患の診断・治療・予防を目的としたものではありません。分析結果は医学的な診断ではありません。

Q3. 「肌が老化しています」と伝えてもよいですか?

A. 言えません。良し悪しを判定する機器ではないためです。伝えられるのは「今、こう見えています」までです。また、分析結果を化粧品や施術の効果の根拠にすることもできません。測定は測定として完結させてください。

Q4. 前回と比べて「改善しました」と言えますか?

A. 言えません。見え方は照明や撮影条件でも変わるため、変化を施術や商品の効果として示すことはできません。言えるのは「前回の画像と並べて見られます」までです。

Q5. スタッフが何も言えなくなりませんか?

A. 「言ってはいけないこと」だけを伝えると、実際にそうなります。あわせて「そのまま使える言葉」を4つ程度、1枚にまとめて機器の横に貼ってください。これがあるかないかで導入後の使用回数が変わります。

Q6. 肌測定機はいくらですか?レンタルできますか?

A. 肌カウンセリングスコープ API は199,000円からですが、レンタルの取扱はありません。イベントで一時的に使いたい場合は、肌年齢測定器 ウエルビューティー SM-50 のレンタル(1日45,000円・3日50,000円・7日60,000円)をご案内しています。

Q7. 実機を見てから決められますか?

A. 可能です。肌カウンセリングスコープ API は実機デモでご覧いただけます。導入後のカウンセリングの進め方、表現の線引き、スタッフ向けの1枚シートの作り方までご相談に乗ります。お問い合わせフォームからご連絡ください。

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