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シーン別の活用2026年09年18日 更新

社内健康イベントの作り方|参加率が上がる設計と当日の運営

この記事の結論

社内健康イベントが失敗する原因は、ほぼ2つです。「1台で何人回せるか」を計算していないことと、測ったあとに何もないこと。機種選びより先に、この2つを決めてください。当日の混乱も、翌年の参加率も、ここで決まります。

11台で何人回せるか測定時間の3倍。ここを飛ばすと列が止まります
2参加率は告知で決まる部署ごとに時間を割り当てると動きます
32台なら最低4人担当者1人で回す前提は必ず破綻します

まず計算する:1台で何人回せるか

ここを飛ばすと、当日に列が止まります。測定時間そのものではなく、説明と入れ替わりを含めた「1人あたり」で考えてください。実務上は測定時間の3倍を見ておくと外しません。

測定項目(機種)測定時間1人あたり1時間/1台
骨健康度(CM-200)約10秒約1分約50〜60人
野菜摂取度(ベジメータ)約15秒約1分約50〜60人
野菜摂取度(ベジミル)約30秒約1.5分約40人
血管年齢(iheart)約30秒約1.5分約40人
骨健康度(骨ウエーブ)約40秒約2分約30人
体組成(InBody)機種による約2〜3分約20〜30人
ストレス(マインドバランス)約1分約3分約20人
立位バランス(StA²BLE)約1分約3分約20人
約10〜15秒の機種約55人骨密度・野菜摂取度約30秒の機種約40人血管年齢・ベジミル約40秒の機種約30人骨健康度約1分の機種約20人ストレス・立位バランス映像を見せる機器約12人毛細血管の観察
1台・1時間あたりに測れる人数の目安。測定時間の3倍を1人あたりの所要時間として計算しています。会場やスタッフの慣れで変わります。

規模別の目安

社員数昼休み45分で半日(3時間)で現実的な形
50人速い機種なら1台で足りる2項目でも回る1日で完結
100人2台必要1台で足りる半日1回
200人4〜5台。非現実的2台必要2日に分ける
500人不可能6台以上部署別に日を分ける

「昼休みに全社員」という相談は非常に多いのですが、100人を超えるとほぼ成立しません。日を分けるか、台数を増やすか、項目を絞るかの三択です。ここを最初に伝えないまま進むと、当日に長い列ができて、並んだ人が諦めて帰ります。

参加率を決めるのは告知

機器を置いておけば人が来る、ということはありません。参加率が伸びる告知には共通点があります。

×(伸びない)○(伸びる)
健康測定会を実施します野菜が足りているか、15秒でわかります
ご自由にご参加ください10:00〜10:30は営業部の時間です
健康増進のためその場で結果が出ます。数字を持ち帰れます
1回きりの告知2週間前・前日・当日朝の3回

とくに効くのが「部署ごとに時間を割り当てる」です。「ご自由に」だと来ません。時間が指定されていると、来ます。しかも列の分散にもなるので、運営が楽になります。

測定項目の選び方

イベントで反応が取れるのは、結果が一言でわかる項目です。

逆に血圧は目玉になりません。誰でも知っていて珍しくないためです。血圧は常設のほうが価値が出ます(血圧測定でわかること)。

2項目用意するなら、体組成+野菜摂取度が扱いやすい組み合わせです。「体のかたち」と「食べているもの」で話がつながり、社食の施策や保健指導に接続できます。

当日の設計

ブースの並べ方

  1. 受付を1つにまとめる/機器ごとに受付を作ると、どこに並べばいいか分からなくなります
  2. 測定は奥、説明は手前/測り終わった人が出口付近で結果を見ていると、次の人が入れません
  3. 待機列の場所を決めておく/床にテープを貼るだけで流れが変わります
  4. 結果を見る椅子を用意する/立ったまま結果を渡すと、その場で読まずに折りたたまれます

2が最も効きます。測定が1分で終わっても、結果を見ながら話す時間が同じ場所で発生すると、1人あたりは3分になります。空間を分けてください。

必要な人員

役割人数やること
受付1人名前の記入、流れの案内
測定1台につき1人機器の操作、姿勢の案内
結果の説明1〜2人見方の案内。何を言ってよいかを事前に共有
全体1人列の整理、消耗品の補充、時間の管理

2台なら最低4人です。「担当者1人で回せます」という前提で組むと、必ず破綻します。

持ち込む機器の重量を確認する

会場が別フロアだったり、エレベーターが無かったりすると、ここで詰まります。

機種重量運搬
ベジメータ430g鞄に入る
ベジミル6.5kg1人で運べるが台車が欲しい
骨ウエーブ約8.7kg台車が必要
マインドバランス約9.5kg台車が必要
CM-200約11kg2人での運搬を想定
UDEX-APG(血圧)約12kg2人での運搬を想定

あわせて電源の位置も確認してください。据え置き型のほとんどは AC100V が必要です。延長コードは会場側にあるとは限りません。

当日の持ち物

費用はレンタルで考える

年に1〜2回のイベントなら、購入よりレンタルのほうが確実に安く済みます。

機種レンタル 1日/3日/7日
血管年齢 iheart25,000/30,000/40,000円
血圧 UDEX-APG25,000/30,000/40,000円
野菜摂取度 ベジミル45,000/50,000/60,000円
骨健康度 骨ウエーブ45,000/50,000/60,000円
ストレス マインドバランス45,000/50,000/60,000円
体組成 InBody 270S50,000/60,000/80,000円
立位バランス StA²BLE55,000/60,000/70,000円
野菜摂取度 ベジメータ60,000/70,000/100,000円
骨密度 CM-20060,000/70,000/100,000円

2026年9月時点の価格です。年に5回以上使うなら購入かリースのほうが安くなります。詳しくは価格・レンタル・リースをご覧ください。

いちばん見落とされること:測ったあと

イベントの成否は、当日ではなく翌週に決まります。結果用紙を渡して終わりにすると、翌年の参加率が落ちます。理由は単純で、測った人が「で、どうすればいいの?」のまま放置されるからです。

最低限、次の3つを用意してください。

  1. 結果の見方の1枚/その場で渡す。あとから配っても読まれません
  2. 次にできることの選択肢/社食のメニュー、運動プログラム、保健師への相談。3つ以内に絞る
  3. 次に測る日/「半年後にまた測ります」と言っておくと、結果用紙が捨てられません

とくに3です。次の測定日が決まっているだけで、イベントが「1回限りの催し」から「続く仕組み」に変わります。データの扱い方は測定データの活かし方にまとめています。

よくある質問

Q1. 社内健康イベントは何から決めればよいですか?

A. 参加人数と使える時間です。この2つから1台で何人回せるかを逆算すると、必要な台数と測定項目が決まります。機種の比較から入ると、当日に列が止まる設計になりがちです。

Q2. 昼休みの45分で全社員に測ってもらえますか?

A. 100人を超えるとほぼ成立しません。1台で45分に回せるのは、速い機種でも40人前後です。200人なら4〜5台必要になり現実的ではないため、日を分けるか部署ごとに時間を割り当ててください。

Q3. イベントで使うなら、どの測定項目がよいですか?

A. 結果が一言でわかる項目です。野菜摂取度(「野菜が足りていません」)と血管年齢(実年齢と比べられる)が反応を取りやすく、回転も速いです。血圧は誰でも知っていて珍しくないため、目玉にはなりません。

Q4. スタッフは何人必要ですか?

A. 受付1人、測定は1台につき1人、結果の説明1〜2人、全体の管理1人です。2台なら最低4人になります。担当者1人で回す前提で組むと、当日に破綻します。

Q5. 参加率を上げるにはどうすればよいですか?

A. 部署ごとに時間を割り当ててください。「ご自由にご参加ください」では来ません。あわせて告知は2週間前・前日・当日朝の3回に分け、「野菜が足りているか15秒でわかります」のように結果が想像できる言葉で伝えてください。

Q6. 機器のレンタル費用はどのくらいですか?

A. 1日で25,000〜60,000円が中心です。血管年齢の iheart と血圧計が25,000円、体組成計が50,000円、ベジメータと骨密度測定器が60,000円です。年に5回以上使うなら購入かリースのほうが安くなります。

Q7. イベントの相談やレンタルの見積りはできますか?

A. できます。参加人数・使える時間・会場をお知らせいただければ、台数と測定項目を含めてご提案します。当日の運営や結果の返し方までご相談いただけます。お問い合わせフォームからご連絡ください。

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