ベジメータの活用シーン|スーパー・自治体・企業・学校・薬局での使い方
この記事の結論
ベジメータが向くのは、「人が足を止める理由」が要る場面です。採血なしで15秒、その場で数字が出るので、通りがかりの人に声をかけられます。逆に、測ったあとの受け皿(売り場・相談窓口・次の取り組み)を用意していない場所では、測って終わります。
業種別の早見表
| 業種 | 主な目的 | 置き場所 | 測ったあとの受け皿 |
|---|---|---|---|
| スーパー・小売 | 来店促進、野菜売り場への送客 | 入口/青果売り場の近く | 売り場への案内、レシピ配布 |
| ドラッグストア | カウンセリングの入口 | 相談カウンター周辺 | 管理栄養士への相談、関連商品 |
| 自治体 | 健康づくり事業、食育 | 健診会場、公民館、イベント | 健康相談、教室の案内 |
| 企業(健康経営) | 施策の効果確認 | 社内、社員食堂の入口 | 食堂メニュー、3か月後の再測定 |
| 学校・食育 | 子ども自身の気づき | 教室、保健室 | 給食の指導、家庭への持ち帰り |
| フィットネス | 会員との接点、継続支援 | 受付、カウンセリングルーム | 栄養アドバイス、体組成測定と併用 |
| 研究・調査 | データ収集 | 調査会場 | ― |
スーパー・小売店
野菜売り場の前で「今の野菜の摂り方、測れます」と声をかける使い方です。買い物客は測ったその足で青果売り場に行けるので、測定と行動の距離がいちばん近い業種です。
- 置く場所/入口か、青果売り場の手前。奥に置くと誰も来ません
- 声かけ/「無料です」「採血しません」「15秒で終わります」の3つを最初に言う
- 渡すもの/数値を書いた紙と、その日の野菜のおすすめ。レシピがあるとなお良い
- 人数の目安/6時間で120〜160人(スタッフ1名・1台)
430gという本体重量は、この業種で効きます。売り場のなかを持って動けるので、レジ前・青果前と場所を変えながら試せます。
ドラッグストア
薬や健康食品の相談につながる入口として使われます。数字が出ることで、スタッフから話しかけるのではなくお客さまのほうから質問が出るのが大きい業種です。
- 管理栄養士が在籍している店舗なら、そのまま相談へつなげられる
- サプリメントを摂っている人は値が高く出ることがあるため、測定前に確認しておく
- 健康状態の判定はできないので、体調の相談は薬剤師・管理栄養士へ回す
自治体
健診会場や公民館でのイベント、食育事業で使われます。「自分の数字」が出ると、健康づくりの話を聞いてもらえる確率が上がります。
- 会場が毎回変わることが多いので、持ち運べる機種が向きます
- 市民向けイベントは人数が読めません。200人を超えそうなら2台か、時間帯を区切る
- 測定データを年代別に集計すると、次年度の事業計画の材料になります
企業(健康経営)
ここは単発イベントではなく、年間の設計に組み込むのが前提です。施策の前と3か月後に測って、変化を報告書に書く形にします。詳しくは健康経営での使い方にまとめました。
- 社員食堂の入口に置くと、毎日の導線に乗る
- 部署別・年代別に集計すると、どこに手を打つかが決まる
- 喫煙の有無を記録しておくと、集計のときに分けて見られる
学校・食育
子ども自身が自分の数字を見る、という体験に意味がある使い方です。「野菜を食べなさい」と言われるのと、自分の数値を見るのとでは、受け取り方が違います。
- 採血がないので、保護者の同意も得やすい
- クラス単位だと人数が多いので、時間割に合わせて台数を検討する
- 家庭に持ち帰る紙を用意すると、保護者にも伝わる
測定値は健康状態を判定するものではありません。子どもの成長や食事についての判断が必要な場合は、学校医・栄養教諭・管理栄養士にご相談ください。他人と比べさせる運用にならないよう、進め方には配慮が要ります。
フィットネス施設
体組成測定とセットで使われることが多い場面です。トレーニングの話はできても食事の話は切り出しにくい、という課題に対して、数字が会話の入口になります。
- 入会時と3か月後など、既存のカウンセリングのタイミングに乗せる
- 体組成計(InBody)と並べると、体づくりと食生活を一続きで話せる
研究・調査
ベジメータはID・年齢・性別・身長・体重・喫煙の有無・測定日時・ベジレベルを記録できます。属性とセットでデータを残せるため、集団を対象にした調査に使えます。測定条件(測る指、時間帯、季節)をそろえる設計が要ります。
向いていない場面
正直に書いておきます。次のような場面では、期待した成果になりにくいです。
- 測ったあとの受け皿がない/数字を出して終わり。翌年に続きません
- 短期間で結果を出したい/数値が動くには2〜4週間かかります。1週間後の再測定では変わりません
- 健康状態の判定に使いたい/できません。医療機器ではありません
- 食べた野菜の量を正確に知りたい/測っているのは皮膚のカロテノイド量で、摂取重量ではありません
よくある質問
Q1. ベジメータはどんな場面で使われていますか?
A. スーパー・ドラッグストアの販促イベント、自治体の健康づくり事業、企業の健康経営、学校の食育、フィットネス施設のカウンセリング、研究・調査などで使われています。共通しているのは、採血なし・15秒でその場に数字が出るため、人に足を止めてもらいやすいことです。
Q2. 小売店で使うとき、どこに置くのがよいですか?
A. 入口か青果売り場の手前です。奥まった場所に置くと人が来ません。本体は430gと軽いので、時間帯によって置き場所を変えて反応を見ることもできます。測ったあとに売り場へ案内する導線まで決めておいてください。
Q3. 学校で使っても大丈夫ですか?
A. 採血がないため実施しやすい測定です。ただし測定値は健康状態を判定するものではなく、子ども同士で数値を比べ合う運用にならないよう配慮が必要です。食事についての判断が必要な場合は、学校医・栄養教諭・管理栄養士にご相談ください。
Q4. 1日に何人くらい測れますか?
A. スタッフ1名・1台で、6時間稼働なら120〜160人が現実的です。測定は約15秒ですが、受付・入力・結果説明を含めると1人2〜3分かかります。200人を超える見込みなら2台を検討してください。
Q5. 測定したあと、何を渡せばよいですか?
A. 数値と判定を書いた紙に加えて、「次にどうするか」を1行入れてください。業種によって受け皿が変わります。小売なら売り場の案内やレシピ、企業なら社員食堂のメニューと3か月後の再測定、自治体なら健康相談や教室の案内です。
Q6. 他の測定機器と組み合わせられますか?
A. できます。体組成計との組み合わせが最も一般的で、食生活と体格をあわせて見られます。高齢の方が多い場では転倒リスクの計測と並べる例もあります。測定会は複数の機器を並べたほうが参加率が上がります。
Q7. ベジメータの体験やデモはできますか?
A. 可能です。業種と会場が決まっていれば、置き場所・声かけ・必要な台数・測ったあとの導線まで含めてご相談に乗ります。当社はベジメータとベジミルの両方を扱っているため、2機種を並べてお試しいただくこともできます。お問い合わせフォームからご連絡ください。