転倒リスク測定機器は買うか借りるか|購入・リース・レンタル・計測会の選び方
判断の軸は「年に何回測るか」の一点
転倒リスクの測定機器を導入するとき、多くの担当者はまず本体価格を調べます。ただ、先に決めるべきは金額ではなく測定の頻度です。ここが決まると、導入方法はほぼ自動的に決まります。
| 年間の測定回数 | 適した導入方法 |
|---|---|
| 年1回(安全週間などで1日) | レンタル |
| 年2〜3回(拠点を回る/複数日) | レンタル(3日・7日) |
| 随時(休憩室に置いて、いつでも測れる状態にする) | 購入・リース |
| まだ分からない | まずレンタルか計測会 |
年に1回しか測らないのに買う必要はありません。逆に、常設して社員がいつでも測れる環境を作りたいなら、その都度借りるのは現実的ではありません。
4つの導入方法と価格
| 導入方法 | 価格 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 購入(標準価格) | 1,080,000円 | 継続的に測定し、自社で運用したい |
| 5年リース | 月額 21,600円 | 初期費用を抑えて常設したい |
| レンタル(1日) | 55,000円 | 安全衛生週間・健康イベントで使いたい |
| レンタル(3日) | 60,000円 | 複数日の測定会を行いたい |
| レンタル(7日) | 70,000円 | 拠点を回りながら測定したい |
| 長期レンタル | 別途お見積り | 運用を検証してから購入を判断したい |
※価格は変更になる場合があります。最新の価格・セット内容・オプションはお問い合わせください。レンタルの場合、別途送料が必要です。測定会の運営をご希望の場合は、内容に応じてお見積りいたします。
注目していただきたいのは、3日レンタルと7日レンタルの価格差が小さいことです。1日55,000円に対して7日70,000円。1拠点だけで1日使うより、1週間借りて複数拠点を回るほうが、1人あたりの単価は大きく下がります。複数の事業所がある企業では、この設計が効きます。
それぞれの性格
購入
常設して、いつでも測れる状態を作る形です。休憩室や健康管理室に置いておけば、健康診断の待ち時間や休憩中に測ってもらえます。
- 向く/従業員数が多い、複数回測る、健康経営の施策として継続したい
- 注意/置き場所と、測定を促す運用の担当を決めておく。置いただけでは使われません
5年リース(月額21,600円)
常設したいが、初期に100万円を出すのが難しい場合の選択肢です。月額21,600円は、1日あたり約700円。安全衛生の予算として通しやすい金額に収まります。
- 向く/常設したいが予算の取り方が年度単位、資産計上を避けたい
- 注意/契約期間中の中途解約の扱いを確認しておく
短期レンタル(1日55,000円〜)
メーカー直販にはない、販売代理店だからできる形です。全国安全週間、労働衛生週間、健康イベント、自治体の転倒予防教室など、行事に合わせて借ります。
- 向く/年1〜2回の実施、まず試してから判断したい、複数拠点を回りたい
- 注意/人気の時期(7月の安全週間、10月の労働衛生週間)は早めの予約を
計測会(運営ごと依頼する)
機器を借りるだけでなく、測定会そのものの運営をご相談いただける形です。当日の進行、結果の説明、他の測定機器との組み合わせまで含めて設計します。
- 向く/社内に測定を回せる人手がない、初回で勝手が分からない、健康測定会として複数項目を実施したい
- 注意/内容によって費用が変わるため、やりたいことを先に整理しておくとスムーズです
StA²BLE単体ではなく、体成分測定(InBody)などと組み合わせた健康測定会の設計もご相談いただけます。ウエルアップは複数の測定機器を扱っているため、1社で完結します。
判断の順序
- 年間の測定回数を決める/ここで導入方法がほぼ決まります
- 対象人数を出す/1台で連続約300人まで対応(2025年販売モデル)。人数が多ければ日数を増やすか台数を検討
- 拠点数を確認する/複数拠点なら7日レンタルで回るほうが安くなることが多い
- 運営できる人手があるか確認する/なければ計測会の形に
- 見積りを取る
4番目を後回しにすると、機器は届いたが誰も運営できない、という事態になります。測定は機器があればできるわけではなく、当日の進行と結果説明が要ります。
まず1回測ってから決めるという進め方
「導入すべきかどうか分からない」という段階でのご相談を、いちばん多くいただきます。この場合の進め方は次のとおりです。
- 1日レンタルで測定会を1回やってみる(55,000円)
- 結果を見て、自社にどのくらいリスクがあるかを把握する
- 現場の反応を見る(社員が興味を持つか、運営が回るか)
- そのうえで、常設が必要か、年1回で足りるかを判断する
この順序なら、100万円の判断を「測ったあと」にできます。加えて、測定結果はエイジフレンドリー補助金を申請する際の、課題を説明する材料にもなります。
よくある質問
Q1. StA²BLEはレンタルできますか?
A. できます。1日55,000円、3日60,000円、7日70,000円です。長期レンタルは別途お見積りとなります。レンタルは販売代理店であるウエルアップだからご提供できる形です。
Q2. 購入とリースはどちらがよいですか?
A. どちらも常設向けです。標準価格1,080,000円を一括で出せるなら購入、初期費用を抑えたい・資産計上を避けたい場合は5年リース(月額21,600円)をご検討ください。
Q3. 複数の事業所で測りたい場合はどうすればよいですか?
A. 7日レンタル(70,000円)で拠点を回る方法が費用対効果に優れます。1日55,000円に対して7日70,000円なので、複数拠点を回るほど1人あたりの単価が下がります。
Q4. 社内に測定を運営できる人がいません。
A. 測定会の運営ごとご相談いただけます。当日の進行、結果の説明、他の測定機器との組み合わせまで含めて設計します。内容に応じてお見積りいたします。
Q5. 1台で何人まで測れますか?
A. 連続して約300人です(2025年販売モデル)。対象人数が多い場合は、日数を増やすか台数の追加をご検討ください。
Q6. 導入すべきか分からない段階でも相談できますか?
A. はい。まず1日レンタルで測定会を1回実施し、自社のリスクと現場の反応を見てから判断する進め方をおすすめしています。測定結果は補助金を申請する際の材料にもなります。