産廃・リサイクル業の新規事業と設備投資を1つの窓口で
この記事の結論
産廃・リサイクル業の設備投資は、「何を受け入れて、何にして、どこへ出すか」が先に決まらないと失敗します。そのうえで、設備の選定、補助金、許認可、稼働後の保守、現場の人手と安全までを順にそろえる必要があります。フジテックスの環境事業は1992年からリサイクル設備を扱い、5,000機以上を納入してきました。新しい処理品目への参入から、補助金を使った設備更新まで、1つの窓口でご相談いただけます。
いま参入の相談が多い処理品目
| 品目 | 背景 | 主な設備 | 詳しく |
|---|---|---|---|
| 太陽光パネル | 2026年5月に再資源化を進める法律が成立。2030年代後半以降、排出量が年間最大50万トン程度に | 太陽光パネルリサイクル設備 | 太陽光パネルリサイクル法と参入 |
| 廃プラスチック(固形燃料化) | 破砕後の廃プラの持ち込み先の確保、燃料需要 | RPF製造ラインユニット、小型RPFユニット | 廃プラスチックのリサイクル |
| 廃プラスチック(ケミカル) | 原料化・油化・ガス化などの受け入れ先の広がり | 破砕・洗浄・選別・減容の設備 | 廃プラスチックのリサイクル |
| 飲料容器 | 行政からの受託に加え、民間排出への展開 | 飲料容器リサイクルライン | このページの事例 |
| タイヤ・木くず・古紙など | 燃料・原料としての需要 | 二軸破砕機、圧縮梱包機 | — |
参入・設備更新の進め方
受け入れ量と出口を決める
周辺でどれだけ出るか、できたものを誰が引き取るか。出口のないリサイクルは、設備を入れても稼働率が上がりません。
処理フローを描く
破砕・選別・減容・成形のどこまでを自社でやるか。外部委託との組み合わせも含めて比べます。
設備を比べて選ぶ
国内外200社以上のメーカーから、処理量・設置スペース・予算に合う組み合わせを選びます。自走式の二軸破砕機など海外メーカーの設備も扱っています。
補助金と許認可をそろえる
行政書士・中小企業診断士と連携し、事業計画、補助金の申請、許可申請までを支援します。
稼働後の保守と人
設備の点検・故障対応、基板やモーターの修理、現場の人手と安全の対策まで続けて相談できます。
補助金の採択を支援した事例
フジテックスが申請を支援した事業再構築補助金では、全体の採択率44.8%に対し、支援案件の採択率は85.7%でした(2023年6月時点)。
| 事業者 | 採択された事業 | 支援の内容 |
|---|---|---|
| 株式会社調布清掃 | 廃プラスチックのケミカルリサイクル事業 | 固形プラ・RPFの両方へ生産加工する計画に対し、機械設備の選定、検証、補助金申請 |
| 加山興業株式会社 | 太陽光パネルリサイクル事業 | 国内にある様々な処理方法を比較検討し、事業計画に合う設備を選定 |
| 株式会社セントラル・アメニティ | 民間排出の飲料容器処理事業 | 民間向けの新規事業に必要な設備の選定、許可申請、補助金申請 |
| 株式会社田辺商会 | 廃プラスチック類の固形燃料化事業 | 破砕した廃プラの持ち込みが難しくなったことを受けた固形燃料の製造構想に対し、製造設備の選定、補助金申請 |
出典:株式会社フジテックス 会社案内(環境事業「補助金採択事例」)。事業再構築補助金は新規の公募を終えているため、現在使える制度はご相談時にご案内します。
同じ現場で、一緒に動くことが多い事業
| 課題 | 手段 | 担当する事業 |
|---|---|---|
| 設備が止まると売上が止まる | 点検、故障対応、基板・モーター・インバーターの修理 | メンテナンス(詳しく) |
| 敷地内の搬送・保管 | フォークリフト、メッシュパレット、フレコンバッグ、ラック | 物流(詳しく) |
| 再生燃料の使い道 | バイオマスボイラー、自家消費型太陽光・蓄電 | 環境・エネルギー(詳しく) |
| 運転・選別の人が足りない | 人材派遣・人材紹介 | 人材 |
| 現場の高齢化、暑さ、転倒・腰痛 | 体力チェック、転倒リスクの測定、熱中症の啓発、健康経営の施策 | ウェルネス(株式会社ウエルアップ) |
処理の現場は、屋外や暑い建屋での作業、重量物の扱い、段差の多い動線が重なります。2026年4月から高年齢者の労働災害防止が事業者の努力義務になったことも踏まえ、設備と人の対策を同じ年度に進める例が増えています。高年齢者の労働災害防止のための指針とは
よくある質問
Q1. 産廃処理業の新規事業として何が有望ですか?
A. 地域で何がどれだけ出ていて、できたものを誰が引き取るかで決まります。相談が多いのは、2026年に再資源化を進める法律が成立した太陽光パネル、廃プラスチックの固形燃料化(RPF)やケミカルリサイクル、民間排出の飲料容器などです。
Q2. リサイクル設備の選定から相談できますか?
A. できます。フジテックスは1992年からリサイクル設備を扱い、5,000機以上を納入してきました。国内外200社以上のメーカーから、処理量・設置スペース・予算に合う設備を比べてご提案します。
Q3. 補助金の申請を支援してもらえますか?
A. できます。行政書士・中小企業診断士と連携し、事業計画から申請まで支援しています。事業再構築補助金では、支援案件の採択率が85.7%(全体は44.8%、2023年6月時点)でした。補助金は年度ごとに内容が変わるため、使える制度はご相談時にご案内します。
Q4. 許可の取得も支援してもらえますか?
A. できます。許可申請も含めて支援した事例があります。太陽光パネルやプラスチックについては、国の認定を受けると廃棄物処理法の許可が不要になる特例のある制度もあり、どの方法が合うかも含めて整理します。
Q5. 設備の故障時の対応はどうなりますか?
A. リサイクル設備の点検や故障時の対応に加え、全国47都道府県のネットワークで、基板やモーター・インバーターの修理など工場設備のメンテナンスにも対応しています。
Q6. 現場の人手不足や安全の相談もできますか?
A. できます。人材派遣・人材紹介のほか、株式会社ウエルアップが、高年齢の作業者の体力チェック、転倒リスクの測定、熱中症の啓発、健康経営の取り組みづくりを担当します。
Q7. 相談だけでもできますか?
A. できます。一次窓口は株式会社ウエルアップで、内容に応じてフジテックスの担当事業におつなぎします。ご相談フォームからご連絡ください。