酸素ボックスの値段・価格表|形態別のリース月額と、本体以外にかかる費用
この記事の結論
酸素ボックス・酸素カプセルの値段は、形態で2倍以上変わります。当社が扱う製品の5年リース月額は、ソフトカプセル28,000円〜、ルーム54,000円〜、ハードカプセル60,000円〜、ボックス68,000円〜(税別)です。購入価格は多くのメーカーがオープン価格ですが、業界の目安は業務用で200万〜500万円。レンタルなら月2.5万〜9万円が中心で、多くは年単位の契約です。比べるときは本体価格ではなく、搬入・電気工事・保守まで含めた総額で見てください。
形態別の価格表
| 形態 | 当社の製品 | 5年リース月額 | 人数 | 詳しく |
|---|---|---|---|---|
| ソフトカプセル | O2 CAPSULE C-2 | 28,000円〜 | 1人(横になる) | カプセルとの違い |
| ルーム | O2 ROOM | 54,000円〜 | 1〜3名用〜7〜8名用 | 酸素ルームとは |
| ハードカプセル | O2 CAPSULE C-3-S | 60,000円〜 | 1人(横になる) | カプセルとの違い |
| ボックス | O2 BOX(2型/46型/68型) | 68,000円〜 | 1〜2人用〜6〜8人用(座る) | 酸素ボックスとは |
税別、2026年10月時点。購入はいずれもオープン価格、送料・組立費は別途です。当社はレンタルに対応していません(購入または5年リース)。
| 業界全体の目安 | 金額 |
|---|---|
| 購入(比較的安価なモデル) | 100万円以上 |
| 購入(標準的な業務用) | 200万〜500万円 |
| 購入(高性能機種) | 500万円超 |
| レンタル(月額) | 個人・自宅向け 3万〜7万円/法人・ジム向け 5万〜10万円以上 |
出典:GYM CLOUD「酸素カプセルの値段は?家庭用の購入価格・レンタル料金相場と気圧の違い」(2026年9月29日更新)。各社のレンタル料金はレンタル料金相場で比較しています。
「酸素ボックスはいくら」に一つの答えがない理由
価格を調べると、多くのメーカーがオープン価格と表示しています。値段を隠しているというより、構成によって金額が大きく動くためです。
どのくらい動くのか。当社が取り扱っている製品の5年リース月額を並べると、はっきりします。
| 製品 | 形態 | 特徴 | 5年リース月額 |
|---|---|---|---|
| O2 CAPSULE C-2 | カプセル(ソフト・手動) | 1.3気圧固定/本体約10kg | 28,000円〜 |
| O2 ROOM | ルーム | 部屋型 | 54,000円〜 |
| O2 CAPSULE C-3-S | カプセル(ハード・全自動) | 1.01〜1.30 無段階/本体約75kg | 60,000円〜 |
| O2 BOX(2型/46型/68型) | ボックス | 1.10/1.20/1.30の3段階/1〜6人 | 68,000円〜 |
標準価格はいずれもオープン価格です。レンタルには対応していません(購入またはリース)。価格・仕様は変更になる場合があります。最新の内容はお問い合わせください。
同じ「カプセル」でも、C-2(28,000円〜)と C-3-S(60,000円〜)で2倍以上の差があります。気圧が固定か無段階か、手動か全自動か、本体が10kgか75kgか。中身がまったく違うためです。
つまり「酸素ボックスの相場」を調べても意味がありません。調べるべきは「自分の施設の条件だといくらになるか」です。
費用の内訳
本体以外に何がかかるのか。見積りを取る前に、次の項目があることを知っておいてください。
| 項目 | 内容 | 見落としやすい理由 |
|---|---|---|
| 本体 | 機種・定員・形態で変動 | ― |
| 酸素濃縮器 | 標準装備の機種とオプションの機種がある | 「酸素」と付くので付属していると思い込みやすい |
| 搬入・設置 | 搬入経路、階数、分割搬入の要否 | 本体価格に含まれないことがある |
| 電気工事 | 専用回路が必要な場合 | 既存コンセントで足りる前提で見積もってしまう |
| 内装・下地 | 床の補強、給排気、レイアウト変更 | ルーム型で発生しやすい |
| 付帯品 | マット、枕、ガウン、エアコン、テレビ等 | オプション扱いのことが多い |
| 保守・点検 | 定期点検、保証延長 | 初年度無料でも2年目以降かかることがある |
| 消耗品 | フィルター等 | 継続的にかかる |
| 電気代 | AC100V 600W前後(機種による) | 稼働時間で変わる |
このうち「酸素濃縮器」と「電気工事」の2つが、見積りで金額を動かしやすい項目です。最初の問い合わせの時点で確認しておくと、比較がぶれません。
ランニングコストの見方
導入後にかかり続けるのは、主に次の3つです。
- 電気代/消費電力は機種で異なります。1日の稼働時間 × 日数で試算してください
- 消耗品/フィルター等の交換周期と価格を確認
- 清掃・運用の人件費/1回ごとの清掃、予約管理、案内にかかる時間
消費電力ごとの電気代の試算や、見積りで確認すべき保証・点検の項目は酸素ボックスの維持費で詳しく解説しています。
見落とされやすいのが3番目です。1回30〜60分の設備なので、1日に回せる回数には上限があります。その間、誰かが案内と清掃をします。ここを織り込まずに料金を決めると、稼働させるほど人件費で削られます。
購入とリース、どちらを選ぶか
当社が扱う製品は購入またはリースです。レンタルには対応していません。
| 購入 | リース(5年) | |
|---|---|---|
| 初期費用 | まとまった金額が必要 | 抑えられる |
| 月々の支払い | なし | 定額 |
| 会計処理 | 資産計上・減価償却 | リース料として処理 |
| 総支払額 | リースより少なくなることが多い | 金利相当分が乗る |
| 中途解約 | ― | 条件の確認が必要 |
| 向くケース | 長期間使う前提が固まっている | 年度予算で組みたい/初期費用を抑えたい |
詳しくは購入とリースの比較をご覧ください。
見積りを取る前に決めておく5つのこと
- 形態/カプセル・ボックス・ルームのどれか
- 同時に使う人数/1人ずつか、複数人か
- 設置場所/広さ、階数、搬入経路、電源
- 酸素濃縮器の要否/加圧だけでよいか、酸素濃度も高めるか
- 導入方法/購入かリースか
この5つが決まっていれば、見積りは1往復で確定します。決まっていないと、構成を変えながら何度も出し直すことになり、比較そのものが進みません。
回収を考えるなら、料金設計とセットで
費用の話は、単体では判断できません。1回いくらで、月に何人が使うのかが決まって初めて、月額のリース料が高いか安いかを判断できます。
ごく単純化すると、次の関係になります。
| 月の売上 | = 1回あたりの単価 × 月の利用回数 |
|---|---|
| 月のコスト | = リース料(または減価償却)+ 電気代 + 消耗品 + 運用の人件費 |
ここで効いてくるのが「月の利用回数」で、これは機器の性能ではなくメニューの作り方と稼働率を上げる運用で決まります。具体的な試算は収益化シミュレーションにまとめています。
価格だけを先に比較して安い機種を選び、使われないまま置いてある。これが酸素ボックス導入でもっとも多い失敗です。よくある失敗例もあわせてご覧ください。
よくある質問
Q1. 酸素ボックスの価格はいくらですか?
A. 形態・定員・酸素濃縮器の有無などで大きく変わるため、一律の価格はありません。業界の目安では、業務用の購入価格は200万〜500万円です。参考として当社が扱う製品の5年リース月額は、カプセル(ソフト・手動)28,000円〜、ルーム54,000円〜、カプセル(ハード・全自動)60,000円〜、ボックス68,000円〜です。標準価格はいずれもオープン価格です。
Q2. なぜオープン価格のメーカーが多いのですか?
A. 同じ製品名でも、定員、酸素濃縮器の有無、搬入条件、電気工事の要否によって総額が変わるためです。単一の価格を示しても比較の役に立たないことが多く、構成を決めてからの見積りになります。
Q3. 本体以外にどんな費用がかかりますか?
A. 酸素濃縮器(オプションの機種の場合)、搬入・設置、電気工事、内装や下地の工事、付帯品、保守・点検、消耗品、電気代です。とくに酸素濃縮器と電気工事は金額を動かしやすい項目なので、早い段階で確認してください。
Q4. レンタルはできますか?
A. 当社が取り扱っている酸素ボックス・カプセル・ルームは、いずれもレンタルには対応していません。購入またはリース(5年)でのご案内となります。他社のレンタル料金は月2.5万〜9万円が中心で、多くは1〜6年の契約です(レンタル料金相場)。
Q5. 見積りを取る前に何を決めておけばよいですか?
A. 形態、同時に使う人数、設置場所(広さ・階数・搬入経路・電源)、酸素濃縮器の要否、導入方法(購入かリースか)の5つです。これが決まっていれば見積りは1往復で確定します。
Q6. 安い機種を選べばよいのではないですか?
A. 費用は単体では判断できません。月の売上は「1回あたりの単価 × 月の利用回数」で決まり、利用回数はメニューの作り方と運用で決まります。価格だけで選んだ結果、使われないまま置いてあるというのが、もっとも多い失敗です。