血流スコープの業種別の使い方|整骨院・鍼灸・フィットネス・美容・薬局
この記事の結論
血流スコープが効くのは、「体の話を切り出しにくい」業種です。施術やトレーニングの話はできても、生活習慣まで踏み込みにくい。そこに「一緒に画面を見る」時間を作ると、お客さまのほうから話し始めます。逆に、来店が一度きりの業態では記録が生きないため、価値が出にくくなります。
業種別の早見表
| 業種 | 入れるタイミング | 置き場所 | 次につながる先 |
|---|---|---|---|
| 整骨院・鍼灸院 | 初回問診・施術前 | 問診スペース | 継続来院、次回の観察 |
| フィットネス・スポーツ | 入会時・定期面談 | カウンセリングルーム | 体組成測定との併用、継続支援 |
| 美容・ウェルネス | カウンセリング冒頭 | 個室・カウンター | メニュー相談、ホームケア |
| 薬局・健康食品店 | 相談を受けたとき | 相談カウンター | 薬剤師・管理栄養士への相談 |
| 健康イベント | ブースの入口 | 受付の隣 | その場の相談、来店案内 |
整骨院・鍼灸院
もっとも導入が多い業種です。理由は、初回問診で「何を話せばいいか」という課題が常にあるからです。
- 施術前に入れる/施術後に入れると「効果の確認」に見えてしまい、効果の主張になります
- 問診の流れに組み込む/体の状態を聞く流れのなかに置くと自然です
- 記録を残す/次回に来る理由になります
施術所の広告には一般の店舗より厳しい制限があります。院内で使うことと、看板やウェブサイトに掲げることは別の話です。掲示・広告の可否は所轄の保健所にご確認ください。
フィットネス・スポーツ施設
入会時のカウンセリングと定期面談に組み込む使い方です。トレーニングの話はできても、食事や生活習慣の話は切り出しにくいという課題に対して、画面が入口になります。
体組成計との併用が効果的です。InBodyで数値を見て、血流スコープで映像を見る。数字と映像は伝わり方が違うので、両方あると話の幅が出ます。
美容・ウェルネス施設
カウンセリングの冒頭に置く使い方です。血流ドクターオートは倍率を下げれば肌や頭皮の表面も観察できるため、施術部位に合わせて使い分けられます。
ただし肌の観察が主目的なら、専用機のほうが向きます。同じスリーアール製の肌カウンセリングスコープ APIは、肌の状態を複数の項目で見るための機器です。「血流も肌も」なら、モード切替を持つTOKU Capillaroという選択肢もあります(2機種の比較)。
薬局・健康食品店
相談カウンターでの使い方です。お客さまから相談を受けたときに、会話を続ける材料になります。
この業種では線引きに特に注意してください。商品の説明と結びつけると、機器の観察結果を商品の効果の根拠にしているように受け取られます。観察は観察、商品の話は商品の話として分けてください。
健康イベント
ブースの入口に置くと、足を止めてもらいやすくなります。「普段見えないものが見える」という体験そのものが集客要素になるためです。
- 1人あたり2分/記録を省けば短縮できます
- モニターは大きく/周りの人からも見えると、次の人が並びます
- 記録は任意に/その場限りなら保存しない運用のほうが手間が少なく、同意の管理も不要です
ただし血流ドクターオートはレンタル対象外です。イベントのためだけに使うなら、レンタルできる機種のほうが現実的です(価格と導入形態)。
向いていない場面
- 来店が一度きりの業態/記録が次回に生きないため、珍しさだけで終わります
- 判定結果を売りにしたい/できません。判定する機器ではありません
- 効果の証明に使いたい/条件で見え方が変わるため、効果の根拠にはなりません
- スタッフに説明の時間が取れない/3分は確保できないと組み込めません
どの業種でも共通して必要なこと
- 言ってよいこと・いけないことの1枚/これが無いと、良かれと思って踏み込みます
- 3分の型/全員が同じ流れで回せるようにする
- 画像の保存ルール/保存先、期間、撮影同意
- 使うタイミングの固定/「余裕があれば」では使われなくなります
1は言えること・言えないこと、2はカウンセリングへの組み込み方、3と4は導入後の運用にまとめています。
よくある質問
Q1. 血流スコープはどんな業種で使われていますか?
A. 整骨院・鍼灸院、フィットネス・スポーツ施設、美容・ウェルネス施設、薬局・健康食品店、健康イベントなどです。共通しているのは、体や生活習慣の話を切り出しにくい業種であることです。画面を一緒に見る時間が、会話のきっかけになります。
Q2. 整骨院では施術の前と後、どちらで使うとよいですか?
A. 施術前です。施術後に入れると「効果の確認」という見せ方になり、施術の効果を主張することになってしまいます。初回問診の流れに組み込むのが自然で、次回の来院につなげやすくなります。
Q3. 肌や頭皮も見たい場合はどうすればよいですか?
A. 血流ドクターオートも倍率を下げれば観察できますが、肌が主目的なら肌カウンセリングスコープ APIのような専用機が向きます。血流と肌・頭皮をモードで切り替えたい場合は、5モードを持つTOKU Capillaroという選択肢もあります。
Q4. イベントで使うことはできますか?
A. できます。1人あたり2分程度で、ブースの入口に置くと足を止めてもらいやすくなります。ただし血流ドクターオートはレンタル対象外のため、イベントのためだけに使うのであれば、レンタルに対応している機種のほうが現実的です。
Q5. 薬局で使うときに注意することはありますか?
A. 観察結果と商品の説明を結びつけないことです。結びつけると、観察結果を商品の効果の根拠にしているように受け取られます。観察は観察として完結させ、商品や健康の相談は薬剤師・管理栄養士へつないでください。
Q6. 導入しても使われなくなることはありますか?
A. あります。原因はほぼ2つで、使うタイミングが決まっていないことと、スタッフが何を言ってよいか分からないことです。「余裕があれば使う」という運用は使われなくなります。手順に組み込み、言葉の1枚シートを用意してください。
Q7. 血流ドクターオートの体験やデモはできますか?
A. 可能です。業種と使うタイミングが決まっていれば、置き場所・会話の運び方・次につなげる設計までご相談に乗ります。他機種との比較もあわせてお見せできます。お問い合わせフォームからご連絡ください。