DENBA(デンバ)の仕組み|鮮度保持から生まれた「単極の電場」の技術
この記事の結論
DENBA Health は、本体から専用マットに電圧をかけ、マットを電極にして、そのまわりに超低周波の電位空間をつくる機器です。メーカーはこれを「単極の電場空間内で、360°にわたって水分子を微細に振動させ続ける特許技術」と説明しています。もとは食品の鮮度を保つための技術で、それを人が過ごす空間向けにしたのが DENBA Health です。
DENBA Health がしていること
動きとしては、とてもシンプルです。
- 本体をコンセントにつなぐ家庭用の100Vコンセントから電源をとります。消費電力は2W〜12Wです。
- 本体からマットに電圧をかける出力電圧は機種によって1700V〜3400V。マットが電極の役目をします。
- マットのまわりに電位空間ができるメーカーは範囲を「マットの端から約1m〜最大1.5m、マットの面から約1m〜最大1.5m」と公表しています。
- 利用者はその空間で過ごすマットの上に座る・横になる、またはそばで過ごします。電極を身体に貼る必要はありません。

「単極」「超低周波」とは
| 用語 | メーカー・販売店の説明 |
|---|---|
| 単極(1極)の電場 | アースを設けず、1極で電場を形成する。マット1枚を電極にして、そのまわりに電場をつくる |
| 超低周波 | 使っている周波数は50〜60Hz。家庭用のコンセントと同じ周波数帯で、電子レンジや携帯電話の電波よりはるかに低い |
| 水分子の微細振動 | 電場の中にある水分子を、360°にわたって微細に振動させ続ける、とメーカーは説明している |
| 電位空間(DENBA空間) | マットを中心にできる電場の範囲。マットの端・面から約1m〜最大1.5m(メーカーFAQ) |
出典:DENBA JAPAN株式会社 FAQ(Health)、フジテックス ベストヘルスケア DENBA Health LP のFAQ。
当サイトの立場として書いておきます。「水分子を振動させる」は、メーカーによる技術の説明です。DENBA Health は医療機器ではないため、人の身体にどんな影響があるかを当社からご説明することはできません。
もとは食品の鮮度保持の技術
DENBA の技術は、食材の鮮度を保つ装置「DENBA+」から始まっています。冷蔵庫や冷蔵コンテナの中に電場をつくり、食品の保管に使うものです。

メーカーが公表している食品分野の取り組みには、次のようなものがあります。
- 鮮度保持装置/DENBA+ シリーズ(冷蔵庫・倉庫向け)、冷蔵コンテナ、船舶向けなど
- 農業での導入/2026年5月、JAふじ伊豆の三島七草委員会が DENBA の鮮度保持装置を導入(メーカー発表)
- 自治体への寄附/企業版ふるさと納税を通じた冷蔵コンテナ・製品の寄附(知名町、島原市、新潟県関川村など。メーカー発表)
- 揚げ物調理の補助/DENBA FRYER
この技術を「人が過ごす空間」向けにした製品が DENBA Health、ペット向けが DENBA Pet です。
製造元と特許
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製造元 | DENBA JAPAN株式会社(東京都) |
| 主な製品 | DENBA+(鮮度保持)、DENBA Health、DENBA Medical、DENBA FRYER、DENBA Pet、DENBA BEAUTY、DENBA Mist |
| 特許 | メーカー公表で世界49か国(公式サイト)。販売店のサイトには「世界主要44か国以上」との記載もあり、時点によって数が異なる |
| 電気の安全 | 電気用品安全法にもとづく PSE マークを取得(販売店の公表) |
| 医療機器か | DENBA Health は医療機器ではない。DENBA Medical のみ管理医療機器(家庭用電位治療器) |
マットが「電極」になるということ
マットが電極の役目をするので、使い方にはいくつか決まりがあります。メーカーと販売店の案内をまとめます。
- 電気毛布やホットカーペットと同時に使わない/誤作動や故障の原因になる(販売店FAQ)
- コンセントにつないだ機器をマットの上で使うとビリっとすることがある/充電中のスマートフォン、パソコン、肌に直接触れる美容家電など。製品の故障ではない
- 1枚のマットに複数人が同時に乗れる(販売店FAQ)
- 人工関節や体内の金属/使用できる(メーカーFAQ)
- 医用電気機器/ペースメーカー、体内埋込み型除細動器、心電計などを使っている方は使用できない
使い方の詳細は使い方とお手入れ、安全面は安全性と使えない方にまとめています。
よくある質問
Q1. DENBA の仕組みを簡単に教えてください。
A. DENBA Health は、本体からマットに電圧をかけ、マットを電極にしてそのまわりに超低周波の電位空間をつくる機器です。メーカーは、アースを設けない1極(単極)の電場で、空間内の水分子を360°にわたって微細に振動させる技術だと説明しています。もとは食品の鮮度保持装置 DENBA+ の技術です。
Q2. DENBA の周波数は何Hzですか?
A. 販売店の公表では、DENBA Health が使う周波数は50〜60Hzの超低周波です。家庭用コンセントと同じ周波数帯で、電子レンジや携帯電話の電波よりはるかに低い周波数です。
Q3. DENBA空間はどのくらいの広さですか?
A. メーカーは、DENBA Health の空間を「マットの端から約1m〜最大1.5m、マットの面から約1m〜最大1.5m」と公表しています。持ち運び用の DENBA Mobile は約0.5m〜最大1.0mです。
Q4. DENBA はもともと何の技術ですか?
A. 食品の鮮度保持の技術です。冷蔵庫や冷蔵コンテナに電場をつくって食品の保管に使う DENBA+ から始まり、それを人が過ごす空間向けにしたのが DENBA Health です。
Q5. DENBA の特許は何か国ですか?
A. メーカーの公式サイトでは「世界49か国で特許を取得」と公表されています。販売店のサイトには「世界主要44か国以上」との記載もあり、公表の時点によって数字が異なります。
Q6. DENBA は PSE マークを取得していますか?
A. 販売店の公表では、DENBA Health は電気用品安全法にもとづく PSE マークを取得しています。なお、DENBA Health は医療機器ではありません。
Q7. 実際に仕組みを見てみることはできますか?
A. できます。ショールームで本体とマットをご確認いただけるほか、無料お試しレンタルで実際に使う場所に置いてみることもできます。お問い合わせフォームからご相談ください。