今回からは講師の先生方をお招きし、「健康経営」を軸とした毎回異なるテーマでセミナーを行っていきます。 9月度は、医師の資格だけでなく労働衛生コンサルト等様々な資格を持ち、企業での産業医の経験もある朝長先生です。表向きの言葉だけではない真の働き方改革の必要性や進め方についてお話頂きました。
「令和の働き方 働き方改革を資産形成につなげる方法」
◆講師:株式会社産業予防医業機構 代表取締役社長 朝長 健太 様
◆内容:人は達成感無しでは働くことができません。達成感を得るために働きます。 日本人は他国と比べても技術力があり、仕事への取り組み方も真面目だと言われています。しかし、労働生産性は長い間先進国の中で最下位レベルです。 そもそも、欲求への考え方が違う欧米諸国を真似するのではなく、生産性をあげていくためにはどのような日本独自のやり方があるのでしょうか。
他の会社がやっているからノー残業DAYをとりあえず設定する、現場の現状も知らずにコンプライアンス順守をとりあえず唱えてみる、休職者が復帰するときにただ単にできるだけ業務負荷を下げる…等、よく耳にする内容ですが、良い人材確保のための情報戦術として誤った情報発信がされることも多く、どれも本質的な働き改革につながっていません。
日本人の先人の経験を元に作られた、「労働安全衛生法」は快適な職場環境の形成を促進しています。快適な職場環境とは、福利厚生が充実しているだけの職場ではありません。業務の量と質が適切にコントロールされ、従業員の快適さと高い生産性の両方を実現している職場ということです。冒頭に書いたように、まったくストレスをかけないと達成感がなく、人は満足することができません。むしろ悪ストレスがたまっていきます。ある程度のストレス(良ストレス)の先に達成感は存在しているのです。下が疲弊したら困るのは上の立場の方達です。つまり、トップダウンとボトムアップの両立も非常に重要になります。
また、医学と現場の間で妥協案を出すことができる、産業医の活用も快適な職場づくりには非常に効果的です。
まとめ
・会社の都合と従業員の達成感が、同じ方向を向くように整理する。
・歴史により積み重ねられた実績のある法令と取り組みを、水平利用する。
・誠実な専門家を配置し、業務の質と速さを向上させる。
今回の内容を詳しく知りたい方は、朝長先生の著書もあわせてご確認下さい。
「部下がいる全ての人のための 令和の働き方 働き方改革を資産形成につなげる方法」 令和元日出版
健康測定機器体験
ボディチェッカー…1台で血管年齢とストレス度を同時に測定
NeUup…最新の脳センサーで前頭前野の脳活動をセルフチェック
今回は、ストレス&血管年齢測定器「ボディチェッカー」と脳活動量測定器「NeUup」を体験して頂きました。
次回予定
次回セミナーのテーマは、「ライフスタイルから考える 働く女性の健康支援とプログラム体験」です。
日時:2019年10月16日(水)15:00-16:55
場所:横浜駅ウエルネスセンター(相鉄ムービル6F 西区南幸2-1-22)※横浜駅から徒歩5分程度
講師:高塚苑美 氏(株式会社グローバルセールスパートナーズ 代表取締役社長)
参加費は無料です。
注意事項:オフィスで導入しやすい運動プログラムの体験があります。軽く体を動かして頂きますので、動きやすい格好(パンツスタイル等)をおすすめします。
女性に関わらず、どなた様でも参加可能なセミナーです。ぜひお誘いあわせの上、お越しください!
次回以降のセミナーにつきましてもwebページにて随時お申込み受付しております! ご質問等ありましたら、些細なことでも下記までお気軽にお問い合わせ下さい。
お申込みはこちら
株式会社ウエルアップ 電話番号 045-317-7908(担当:望月)
メールアドレス ywc@wellup.jp